出向前日


移動を言い渡されて2日後

新しい勤務先にごあいさつに行くことになった


ぶっちゃけ言うと

「だいたい、このへん」という場所しか知らない


ごあいさつに向かう道のりを

今覚えて、明日ひとりで運転しろと言っているのだ



運転席には、上司イチロー

助手席には、ソルジュ


最初で最後

上司と部下で行くドライブ



その車中で

「絶対に遅刻をしないように」

「何かあったら、俺(イチロー)でも、総務係長でもすぐに言うんだよ」

上司・イチローに言われた


ラジオから

いきものがかりの『ありがとう』


あまりのタイミングの良さに、涙腺がやばかった




だいたい、ここらへん

予想をはるかに上回り、到着した場所は

一面の銀世界だった


「夏、コレ(周り一面)畑やなぁ・・・」


我が社に比べると、とんでもない田舎に着いたらしい



そこに、タマ専務も現れて

父兄参観の図となっていたえー



いい意味で、過保護な上司達だったんだろうね・・・


今は、元上司なんだけど


祖母が急逝し、葬儀と土日がぶつかり


久しぶりに出社したのは、2月27日のことだった




休んでいた間の仕事を、上司の独身課長にお願いしていたのだが


締めでもないのにすべての仕事を終えていて、ちょっと違和感を感じた




(・ω・)はてなマーク






そんな時、上司イチローに


「ソルジュさん、ちょっと話があるから」


応接室に呼び出された




席に着くと、タマ専務もやってきて、向かい合わせに座った






この雰囲気、前に味わったことがある・・・




それは、入社2〜3年目に


第一営業部から第二営業部に異動になった時




4〜5年前に


配属されていた商社部門が会社合併で無くなるので、


課長と係長の2人は合併先の会社へ転籍することになり


ソルジュと独身課長は、本社の営業部に移動が決まった時






つまり、人事異動の話が浮上した時の雰囲気






現在、人が余っている状態の我が社


移動する先が無いのだから、


「リストラかっ?!」


ちょっとした覚悟を決めながら、話を聞こうとした








最初に口を開いたのは、上司イチローだった


「おばあさんの方は、落ち着いたかはてなマーク




んっはてなマーク情け話から、本題に持っていくのか!?


どうしても警戒してしまう




「はい・・・葬儀は無事に終わりました・・・」






「こんな大変な時に言いにくいんだけど・・・


組合に出向してほしいんだよね」




組合はてなマーク






組合というのは、


前回同様ポテトチップスに例えると・・・




親会社・・・ジャガイモを提供


 ダウン


我が社・・・ジャガイモをポテトチップスに加工する会社


 ダウン


協同組合・・・各会社からポテトチップスを集め、各商店に販売する


 ダウン


販売店・・・ポテトチップスを販売する店






世間一般で言うと『卸』にあたる部分


他組織ではあるが、関連会社であることには違いない




ハローワークで新たに募集し、イチから教えるより


出荷管理や販売店経験があり、業界を知っている人を使った方が早い


その白羽の矢がソルジュに当たったらしい






てっきり、リストラされるもんだと覚悟していたら


思わぬ方向に出向することになった




祖母の葬儀の時は、突然すぎて、死を受け入れることが出来ず


涙を流すことがなかった




いろんな感情が渦巻いて、思わず泣き出してしまった








「そこでね・・・ 3月1日から移動だから・・・」




「3日後?!?゚Д゚)」




さすがにその時は、素が出てしまった・・・


        

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